斜里岳龍神の池
斜里岳龍神社
所在地 清里町江南二〇七(現在発電機所の水源地)
祭神 斜里岳竜神
(中略)
由緒
昭和七年六月十一日から晴天がつづき、吉川農場は旱魃に悩まされていた。六月三十日、農民と農場側の総意で二二号の丘に神社を建立、竜神を奉斎した。大きな藁で作った蛇を担いで斜里岳を登り、竜神の池で大蛇を泳がせ、女たちはお供えを作るなど祈願の甲斐あってか下山の際に雨が降りだしたという。現在は発電所の水源地に祀られている。発電所は平成九年に廃止となる。
参考文献 「清里町史」
北海道神社庁誌編纂委員会「北海道神社庁史」北海道神社庁 1999