上興部最初の入植者が、渡航時に携行した行李の底に潜んでいた白蛇のお告げに従い小祠を建立したことに始まる
大白竜神社
所在地 西興部村字神興部
祭神 大白竜権現
由緒 創立年代は判明していないが、上興部最初の入植者小林四郎左衛門が、渡航時に携行した行李の底に潜んでいた白蛇が夢枕にたち、「祭神としてまつれば財運に恵まれる」とのお告げによって、白蛇を御祭神として、小祠を建立したことに始まる。
神職 一.藤原 義光
参考文献 「西興部村史」
北海道神社庁誌編纂委員会「北海道神社庁史」北海道神社庁 1999
白竜山神社 上興部最初の入植者小林四郎左衛門が、渡航時に携行した行李の底に潜んでいた白蛇が夢枕にたち、おのれを祭神としてまつるときは、財運に恵まれるとの告げによって、小林が白蛇を祭神として、小祠を建立したのがこの神社の由来となっている。
村内に残る伝説的由来を持つ唯一の神社である。
その後信者によって、神社が建立(年代不明)されたが、昭和二八年(一九五三)、マイマイ蛾虫駆除の火により焼失、信者によって現社殿が復旧されたのである。
葉梨孝幸「おとべ百話 民話・伝説・史話」1999 乙部町史研究室