#187 / 天塩町 サラキシト-という大沼の干拓と龍神の話

天塩町 サラキシト-という大沼の干拓と龍神の話

住所
天塩郡天塩町更岸
緯度、経度
44.867131, 141.748046
※あくまで目安であり正確な情報ではない場合がありますのでご注意ください
由来

調査中

参考資料・情報など
「ふるさと天塩」
村田文江「ふるさと天塩」1992 株式会社総北海
現地確認状況
確認済み 2022/9/3
その他

参考Webサイト。 https://www.bojan.net/2013/12/01.html M先生の資料「ふるさと」天塩に記載があって目を見張った。干拓されて今はその沼はない。

村田先生の著作「ふるさと天塩」において、更岸小学校の「更岸をさぐろう(抄)」という作品が掲載されており、その中でサラキシト-の干拓と龍神の関わりについての記載があった。目を見張った。干拓されて今はその沼はない。


2022/9/14 記載

兜沼を後にして続いて向かったのは天塩町更岸。かつてそこにあったサラキシト-という大沼に龍神を見たという話があった。地名を頼りに車を走らせ、天塩海浜公園キャンプ場に到着した。そのまま道なりに進むと鏡沼という沼がすぐに現れる。沼の先の砂利道に入りやや高台に登ったところで沼を一望する。陽が傾いてきて鏡沼とその奥に海が輝いている。沼の反対側は工事中のようで重機の音と、時折大型のダンプカーが砂埃をあげて通り過ぎてゆく。

舞い上がる砂埃が落ち着いた時を狙って、傾いてきた陽の光が立体的に周囲を照らす光景を撮影した。かつてそこにあったサラキシトーもきっと鏡沼のように光に照らされていたに違いない。今はもうない沼のそこにある龍神は、今もどこかの沼に移り住んでいるかもしれない。いつかまた、何かの拍子に沼が現れるかもしれない。そんなことを取り留めなく考えながら、この日泊まるキャンプ場を漠然と考え始める。なるべく次の目的地である雨竜沼湿原まで近づこうと日没時間を気にしながら先を急いだ。オロロンラインに沈む夕日を見ながらのドライブはうっかり見惚れてしまうほど美しく、このまま時が止まって欲しいと思う豊かな景色が続いていた。途中で立ち寄ったキャンプ場は17時で受付が終わってしまっていた。管理人の熟年の男性はまだいたものの、不機嫌な様子だった。その先のキャンプができる場所を探しながら海岸線を走り続けた。日没してからたどり着いた神居岩総合公園の野営場は結果的に野営場としては非常に整った広く綺麗なサイトだった。上川地方に大発生している大型の蛾であるクスサンが、水場やトイレなど明るい場所目掛けて押し寄せている。テントを立てて外でライトをつけているとライト目掛けて突進してくる。サイズがアゲハ蝶ぐらい、8センチ前後と大きいことからあまり気持ちが良いものではない。焚き火をする準備をしていなかったし疲れていたこともあって、滞在時間の大半をテントの中で過ごして早めに就寝した。

更新履歴
2019/03/02 記載
2020/04/15 その他修正
2022/09/14 その他追記、写真追加
2022/09/03
2022/09/03
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2022/09/03
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