#167 / 旭川市 水神龍王神社

旭川市 水神龍王神社

住所
旭川市神居町忠和
緯度、経度
43.785411, 142.308790
※あくまで目安であり正確な情報ではない場合がありますのでご注意ください
由来

まとめ中

由良 勇「アイヌ語地名と伝説の岩」1990/2 マルヨシ印刷株式会社
参考資料・情報など
アイヌ語地名と伝説の岩
由良 勇「アイヌ語地名と伝説の岩」1990/2 マルヨシ印刷株式会社
現地確認状況
2017/11/04 確認済み
その他

2017/11/04(土)、龍乃湯温泉をあとにして車で向かう。旭川市内は良く整備されていて車で走りやすい。札幌に似た風景で地方都市と呼ぶにふさわしい風景が続く。 車のナビに従って進むとほどなく到着。鳥居の前の道路には軽自動車が一台先に泊まっていた。近所の人かと思いきや、辺りを見渡していると神社の方向から女性が2名現れ、車に乗って走り去って行った。 社の中の参拝者名簿を見ると、本日の参拝者としても数名記載されていてその中の人なのだろうと納得した。ぱらぱらとめくると毎日のように参拝する人がおり、旭川以外からの参拝者は確認できなかった。 それほど念入りに確認するものではないという気がしての行為だったが、大半は地元の人の信仰心に支えられていることが分かる。 社は立派できれいに整理されていて、昭和の初めの写真も飾られている。かつて社の場所にあった底なし沼の姿も確認することができる。地元でもあったが、近代化の中で沼や湿地が埋め立てられてしまった、そんな場所の一つだった。 窓の外では子ぎつねが食べ物を求めて草原に鼻をつけて歩きまわっていた。その姿を眺めながらも社の中に目をやると、興味深いものが多く時間が経つのを忘れてしまう。 大小の水がめにはいっぱいに水がたたえられている。そこに泡が浮かんでいるのはなぜなのか、いくら見ても分からなかった。 祭壇に卵を供えないように注意書きがある。やはり龍神さまと卵との関係が、海山関係なく見てとれる。地域に偏ったものではないこともよくわかる。

アイヌの聖地でもあったこの場所は、立岩という二つの多な岩がシンボルとして立ち、その奥に埋め立てられた沼があり、赤岩の岸壁がそれに連なってある。 立岩四国八十八か所霊場となっていて、お地蔵さまが小さな斜面にいくつも並んでいるのが見える。朝降った雪は、陽が当たる場所はとけている。朽ちかけた稲荷様の祠も目に入る。 隣接する道を自動車が何台も走り抜けていく。都市は風景を切り裂き、人の想いをすり抜けて拡張してゆく。 とても良い空気に満ちた場所だった。伝説が生まれる場所をまた一つ経験することで、何かへとまた少しだけ近づくことができた気がしている。


こちらのリンクに参考になりそうな情報が記載されているので継続調査の予定。
旭川市神居町忠和にある「水神龍王神社」に伝わるアイヌの伝説①「底無沼と妖刀」,②「悲恋の底無沼」につ... | レファレンス協同データベース
底無沼と妖刀
悲恋の底無沼

(2017/11/09)

斜里からの帰りに立ち寄る。日差しは強い。虫取りをしている親子。 奥の岩を探っているクライミング関係者らしき人たちも。岩場にはハーケンがいくつも見える。 今日はなんとなく社内には入らず、四国八十八観音の周りを撮影した。 実はその前に龍の湯に行く予定だったがあいにくのお盆休み。 また龍の湯に入る願いは叶わず。 (2021/8/30)

更新履歴
2021/08/15 その他追記、再訪問
2019/08/30 由来1追記
2017/11/09 その他追記
2017/08/03 記載
2017/11/04
2017/11/04
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2021/8/15
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