#018 / 金龍寺の鮫様(龍神・妙亀菩薩・鮫神像)

台座の中央に龍に乗る龍神像、宝珠を持ち鮫の上に立つ鮫神像、剣を携え亀の上に立つ妙亀菩薩像の三体で構成された神像

住所
石狩市 新町4 宝珠山金龍寺
緯度、経度
43.248649, 141.356416
※あくまで目安であり正確な情報ではない場合がありますのでご注意ください
由来

北海道指定有形民俗文化財

・この像は、明治22年(1889)に、生振村で鮭漁場を経営していた古谷長兵衛が奉納したものです。

・台座の中央に唐風の衣装をまとい龍に乗る「龍神」像、宝珠を持ち緋色の袴を着け鮫の上に立つ「鮫神」像、剣を携え亀の上に立つ「妙亀菩薩」像の三体の神像で構成されています。

鮫は、石狩地方のアイヌの人たちの伝承に見えるチョウザメと結び付くものと考えられ、アイヌの伝承と和人の信仰が混淆した北海道の特色ある様相を呈しています。この像は、石狩弁天社の鮫様像とともに、鮫様信仰を伝える資料です。

・なお、厨子には漆塗りによる修復が施されていますが、かつては朱書きがありその由来を知ることができたことから、これを付とします。

金龍寺の鮫様(龍神・妙亀菩薩・鮫神像) | 文化遺産オンライン
参考資料・情報など
文化遺産オンライン
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現地確認状況
未確認
その他
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更新履歴
2016/10/01 記載
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