#012 / 島牧村 賀老の滝

松前藩士が賀老の滝で金を隠そうとしたところ龍神が金を守る事を告げた伝説。

住所
島牧郡島牧村字賀老
緯度、経度
42.599603, 139.992755
※あくまで目安であり正確な情報ではない場合がありますのでご注意ください
由来

賀老の滝

千走川上流、賀老光源にある滝。高さ七〇メートル・幅三五メートル。竜神の滝、飛竜の滝ともいう。一六三一年(寛永八年)シマコマキで砂金を産出するようになるが、松前藩士の小太郎が狩場山の一帯で探索中に手負いの小鹿を見つけ、この滝の水で傷をいやすことができた。のち金山奉行所を預かるようになった小太郎は厳しい取立てを求める幕府から金を隠すことを計画、その場所を探して賀老の滝まで来ると一頭の鹿が現れて滝壺をさし示したという。また竜神が姿をみせてそこに埋めること、金を守ることを告げたとされ、それを堀出そうとすれば、竜神の怒りがあったと伝える。

平凡社「日本歴史地名大系第一巻 北海道の地名」2003 平凡社
参考資料・情報など
日本歴史地名大系第一巻 北海道の地名
平凡社「日本歴史地名大系第一巻 北海道の地名」2003 平凡社
現地確認状況
未確認
その他
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更新履歴
2016/10/17 更新
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