小樽市 朝里 柾里神社 八大竜王神の碑
柾里神社 八大竜王神の碑 川裾大明神の碑
柾里沢川側の踏み切りの付け根に小道が上に延びていた。この小道を辿って見ると、墓場の下側に着いた。柾里地蔵を見て、墓場から海側に延びる小道を辿って行くと小樽が望める。直ぐに線路沿いから見上げた朱色の神社が見えて来る。神社は海に向いて建てられていた。この神社は「350年の歴史がある松前神楽が、小樽で最初に伝承された神社」だと言われている。神社の中は見る術もないので、一回りをする。
傍には、「八大龍王神」、「川裾大明神」の碑が並んで鎮座している。雪で石碑を撫でると、真っ白な文字が浮かび上がって来た。八大龍王神は海の安全、大漁祈願、五穀豊穣の神として祀られ、川裾大明神は水の恵みをもたらすと言われている。建立年は、慶應三卯(1867)年とは明治の前で、今から144年前なのだ。
朝里探訪