大蛇がつくった場所という由来。蛇が多く住み、地滑りが多い。
・ジャバミ(蛇喰・蛇抜(じゃぬけ))石山さんの牛舎のある沢(一本木の沢)付近の北側。
土砂が地滑りを起こして大きくえぐれていた。
新国道の工事の時には、この地滑りに気が付かずにずいぶん難工事だった。
付近は蛇が多く、地滑りでえぐれた地形を見て、昔の人はこの名前をつけたらしい。
現在でも名前の通りマムシは非常に多い。
このほか、国道の山手に三角形の特徴あるかたちの山がある。
通称、トンガリ山と呼んでいる。
この山の頂上に登ると眺めが非常によい。
山の頂上付近には1メートルぐらいの低い土手が続いている。
かつて道産子馬を放し飼いにしていた頃、馬が遠くへ逃げてしまわないように築いた土手だという。
なお現在では、奥未から二越一帯を白坂と呼んでいるが、正式の地名となったのは昭和13年以降である。(字地番改定後)
白坂のいわれは、ジャバミ付近の海岸に灰白色の岩が出ているところから付けられた。
北海道松前藩観光奉行 ~情報かわら版~ 白坂