虫の知らせ

#080 / 鵡川のシュマコッネの蛇神と、ルベシベ沢の出崎

シュマコッネ(石沢)の川の中にいた大きな蛇にアイヌの酋長が助けられた

住所
勇払郡むかわ町旭岡
緯度、経度
42.603263, 142.070891(詳細不明、暫定場所)
※あくまで目安であり正確な情報ではない場合がありますのでご注意ください
由来

寛政元年(一七八九)千島の国後島と根室の目梨に乱が起き、和人七一人が殺害されたので、松前藩が出兵したときのこと、胆振地方の部落から一人ずつ代表者を勇払に集めるよう連絡があった。それで鵡川の川筋の代表者が丸木舟に乗って川をくだっていると、現在の鵡川町旭日岡のシュマコッネ(石沢)というところで、川の中に大きな蛇が横になっていて舟に向かって口をあけて襲いかかるのでどうしても通れず、またルベシベ沢のところでは山が川の中にせり出して舟を通させなかった。それで上流の人たちは無事であったが、勇払に集まった下流の酋長たちは、釣天井の謀略にかかって一人も戻って来なかった。それ以来鵡川筋の部落では祭りの時には必ずシュマコッネの蛇神と、ルベシベ沢の出崎に酒をあげて感謝するのである。

更科源蔵・安藤美紀夫「17 北海道の伝説」1977 角川書店
参考資料・情報など
17 北海道の伝説
更科源蔵・安藤美紀夫「17 北海道の伝説」1977 角川書店
現地確認状況
未確認
その他
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更新履歴
2016/10/01 記載
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